専門家の知見

日米の研究論文もあって、大人が根拠なく騒ぐほど結論として悪影響はない。われわれ世代はほとんど「はだしのゲン」は小中学生で読んだ世代だが、これで精神に異常をきたしたとか変態趣味になって性犯罪を犯したという因果性は立証されていない。
ようするに大人は読んで子供には教育を理由に規制するというエゴにすぎない。

わたしは映画だって生理や性教育を小学生でやるわけだから、本来もう法的行政的規制はいらないという立場だ。
子供は興味のわく時期があって、ない時期は本当のところは咀嚼しておらず感受していない、体が異物を吐き出すように。

専門家の知見をよく参考にしてみてから論議することだ。

しかし、問題は史実にないことが書かれているとかバカ右翼が因縁つけているが、まさに因縁で、この作品は歴史書か!?

漫画という創作物であり、戦争、原爆、生き証言を参考にした想像の産物である。
作者の感受が作品を結果しているのであって、歴史事実としてあったかどうかは作品鑑賞にもちこむべきではない。描写は作者が体感した戦争と原爆の表象なのである。作品は作品自体の内在にそって評価されなければならない。
そのうえで、作品としてくだらないという評価なら、私はほぼ同意する。